2012/11/18

CentOS 6.3 on 1101HAでのioremap errorについて

先日、ASUS 1101HAにCentOS 6.3(kernel 3.3.5で再構築)をインストールしました
BIOSのPOST画面→GRUBの画面までは正常でしたが、その後3分間ほど暗転し、ioremap errorが表示されました。
以下がdmesgの一部です。


gma500 0000:00:02.0: setting latency timer to 64
ioremap error for 0x3f66e000-0x3f671000, requested 0x10, got 0x0
Stolen memory information
       base in RAM: 0x3f800000
       size: 7932K, calculated by (GTT RAM base) - (Stolen base), seems wrong
      the correct size should be: 8M(dvmt mode=3)
Set up 1983 stolen pages starting at 0x3f800000, GTT offset 0K


ioremap errorが表示されるまでの間は、解像度が低いままで、ioremap errorの文字が表示されてからすぐにドットバイドットの表示に切り替わります。また、その後の起動も正常に行われ、起動後も問題なく使用できます(サスペンドは失敗しましたが…)。
しかし、使用の度に3分は待っていられない、ということで色々ググりました。でも、あまり役立つ情報はなかったと思います。そこで、関係しそうなオプションをいじって、何回かカーネルを再構築してみました。


[1] menuconfigでGMA5/600 KMS Framebufferをmにし、GMA600(Experimental)をyにした場合(前回の記事での設定)
→3分間暗転してしまう
[2] menuconfigでGMA5/600 KMS Framebufferをmにした場合(GMA600のほうは空欄)
→結果はかわらず
[3] menuconfigでGMA500 Stub Driverを*にした場合(GMA5/600 KMS FramebufferとGMA600は空欄)
→ログイン画面が表示されない
[4] menuconfigでGMA5/600 KMS Framebufferを*にした場合(GMA600は空欄)
→ioremap errorが表示されるが、暗転している時間が短くなった(10秒ほどですぐにioremap errorが表示され、その後すぐに起動)。

現在のところ、以上のような結果となっています。
なお、[4]が今のところ最善ですが、この場合一瞬Linuxのペンギンが2体左上に表示されます。確か、起動時のロゴを出すモジュール(?)があったと思うのですが、それが関係してるのかな? と思っています(結構手探り状態です)。
今後も色々な設定を試し、ioremap errorが表示されない状態を目指したいと思います。

【2012/11/24追記】
オプションをいろいろ組み合わせたり、カーネルをもっと新しくしてみたりしましたが、ioremap errorが出てしまいます。最善策は上記の[4]ということで、もっとLinuxに詳しくなったら原因究明したいと思います(笑)。

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